ギャンブル依存症患者を救う為にできる事とは?

ボランティアと聞けば、被災地の援助活動やホームレスの方の支援などが頭に浮かぶ方が多いかと思いますが、もう一つの大きな活動に依存症に苦しむ方の支援という物があります。一言に依存症と言っても様々な要因が存在しますが、人間は依存し易い生き物であり、どんな依存症であれ本人だけでは無く周りの人たちをも苦しめる厄介な病です。完治するまでの道のりは長く、誰かの助けを借りなければ解決しない場合が多いのです。

そんな中でもアメリカなどのカジノ文化が深く根強いている国においては“ギャンブル依存症”が社会的にも大きな問題となっています。様々な治療法や解決策が存在する一方で、克服の為に苦労している方も多くいます。周りの方でもパチンコや麻雀、競馬などの賭け事に依存されている方が結構多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?今回の記事では、そんなギャンブル依存症に悩む方にとってはとても参考になる解決策について語って行きたいと思います。 

多くの方が自分とは無縁だと思っているこのギャンブル依存ですが、注意が必要です。一度でもいい経験をすれば、明日から誰だってなってしまう確率が非常に高いのがこのギャンブル依存症なのです。

一番の解決策は簡単で、「専門家に相談すること」です。ギャンブル依存症の疑いがある人が一番にする事は開店前からパチンコ屋の前で並ぶことではありません。セラピストさんに症状を打ち明けて解決策を探す事です。ギャンブル依存症は他の依存症と同じく、完全に治すまでにはとても長いプロセスが必要です。セラピストの仕事は、患者の話を聞きながら、依存症の背景にある原因や心理的な問題を解き明かす事です。

多くは、「1日に賭ける金額の制限」であったり、「一週間に賭け事をする回数の提案」などのアドバイスから始まり、患者さんの意思や行動に頼った物が多いです。しかし、専門家は何でも治す名医ではありません。ギャンブル依存に悩むあなたに目標を作らせてアドバイスをするくらいの事しか出来ません。よって、依存症が進行している様な方にはお勧め出来る解決策では無いので注意も必要です。

依存症とは、依存している期間や、それが始まった年代などによっても症状の深刻さは大きく変わります。例えば、10代の若者のうちにギャンブル依存症になってしまった場合は、依存を抜け出すのがより難しく将来の人格形成や人生プランの計画に大きな影響を与えます。しかも、セラピストの様な専門家に相談したくとも、お金が無い為に誰にも相談できずに深みにハマって行くという若い方も何人もいます。保護者の方は、自分の子供が少しでもギャンブルに依存していると気が付いたなら、救いの手を差し伸べてあげて下さい。早い解決が何よりも大切です。

依存症や中毒において一番危ないのが“一回だけ”と言いながら手を出してしまい、再び前の生活に逆戻りしてしまう事です。これではどんな苦労も一瞬にして水の泡です。出来るだけギャンブル関係の友人とは連絡を絶ち、邪魔になる情報を一切遮断するくらいの気持ちが無ければ、依存症を克服する事は絶対に出来ません。そして、何でも良いので、没頭出来る趣味を見つけましょう。1つだけでも構いません。おしゃれな趣味である必要もありません。頭の片隅にもギャンブルの事が侵入してくるスペースを作らないという事が重要なのです。そして何よりも一番大切なのは、普段から出来るだけストレスがかかる様な状況を避ける事。常に前向きで、ポジティブに物事を捉える習慣を身につけるようにしましょう。重度な依存症が進行してしまうと、最悪の場合、心や脳に影響を与えて、うつ病、双極性障害、ADHD、強迫性障害など、多くの精神障害の引き金になる可能性があります。